枚方市御殿山の 渚うめだ整形外科クリニック ロコモティブシンドロームのページ|高槻 交野

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ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームとは

加齢に伴う筋力の低下や、関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより、運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになっていたり、そのようなリスクが高い状態をロコモティブシンドローム(locomotive syndrome、略称:ロコモ、和名:運動器症候群)と言います。運動器の衰えとは、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、もしくは複数に障害が起こり、「立つ」、「歩く」といった機能が低下している状態です。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。

なおロコモは、「メタボリックシンドローム(メタボ)」や「認知症」と並び、「健康寿命の短縮」、「ねたきりや要介護状態」の3大要因のひとつになっています。

運動療法でロコモを予防

日本は高齢化社会と呼ばれて久しいですが、長生きとなった時代をできる限り自分らしく生きていくには、運動器を長持ちさせ、健康寿命(心身ともに自立し、健康的に生活できる期間)を延ばしていくことが必要です(日本人の平均寿命(平成22年)は、男性79.64歳、女性86.39歳に対して、健康寿命は、男性70.42歳、女性73.62歳)。ロコモになる要因としては「不適切な生活習慣」「加齢老化」「運動の過不足」の3つが挙げられますが、これらを解決する策として最も重要なのが運動療法です。

運動には、支える力、曲がる衝撃を吸収する力、動かす力の3要素から成り立っており、これらが鍛えられることで、ロコモの状態を生じやすい、骨粗しょう症、関節症、脊椎疾患の予防や治療になるほか、筋力や運動神経も維持できるようになります。

当クリニックでは、いつまでも自分の足で歩き続ける、あるいは日常生活などに欠かせない運動器を鍛えるロコモーショントレーニング(略称:ロコトレ)の指導、リハビリテーション室で筋力トレーニング機器を用いての訓練などにより、ロコモの予防・治療を行っています。詳しい内容などについてはお気軽にお問い合わせください。

あなたのロコモ度をチェック

最近つまずきやすくなった、疲れやすい、体力の衰えを感じるようになったとい方は、一度ロコモ度をチェックしてみてください。以下に挙げるチェック項目でひとつでも該当する箇所があれば、ロコモの疑いがあります。1個以上あるという方は、ゼロを目指してロコモーショントレーニングを始めていきましょう。

  • 片脚立ちで靴下がはけない
  • 家の中でつまずいたり滑ったりする
  • 階段を上るのに手すりが必要である
  • 横断歩道を青信号で渡りきれない
  • 15分くらい続けて歩けない
  • 2㎏程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
  • 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である。
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